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月別アーカイブ: 2025年1月

共用部の衛生管理と防疫対策

皆さんこんにちは!
株式会社竜昇の更新担当、岡です。
いつも「ビルメンテナンス雑学講座」をご覧いただきありがとうございます。

前回は「エントランス・ロビー周辺の清掃・印象アップ術」について解説しました。建物の「第一印象」を決める場所に限り、あらゆる工夫と定期的なプロのクリーニングが必要なのですよね。

さて、今回第8回目のテーマは…

「共用部の衛生管理と防疫対策」です!

オフィスビルや商業施設など、人の多い建物では「共用部」が大きなポイントになります。
ロビーやエレベーターホール、廊下、休憩スペースといった複数人が利用するエリアは、どうしてもウイルスや細菌、害虫などのリスクが高まる場所
では、共用部を常にクリーンに、安全・安心に利用できるための衛生管理と防疫対策のポイントを押さえていきましょう!


1.共用部の衛生管理が重要な理由

  • 人の往来が多い:手の届かないドアノブやエレベーターボタンなど、接触頻度が高い場所ほど感染リスクが高まります。
  • 多様な人が利用する:監視者、スタッフ、清掃員など、様々な立場・環境の人が同じ場所を使うため、感染症リスクを考慮して可能性が高いです。
  • 建物全体の印象につながる:最適執務エリアやテナント内が清潔でも、共用部が汚れていたり痛かったりしていたり​​すると、建物全体の評価が下がります。

2.主な衛生管理のポイント

(1)定期清掃の強化

  • 高頻度接触箇所の重点清掃り
    ドアノブ、手すり、エレベーターボタン、インターホンなど、人の手が触れる箇所は特に汚れがかかりやすい部分です。アルコールや適切な除菌剤を用いて、慎重な清掃をしましょう。
  • 床の拭き掃除・モップ掛け
    人が多く歩く歩道やエントランスあたりでは、ゴミやほこりが積もりがちです。床材に合った洗剤と方法での定期的な清掃を心がけましょう。

(2)手指消毒設備の設置

  • アルコール消毒液の設置
    共用出入口やエレベーター前など、人が通る動線に合わせて手指消毒できる場所を増やすことで、利用者の衛生意識も向上します。
  • 案内表示の徹底
    「手指消毒にご協力ください」「マスクの着用をお願いしています」など、利用者に向けた表示をしっかり行って効果的です。

(3)空調や換気の徹底

  • 定期的なフィルター清掃
    エアコンや換気装置のフィルターは、ほこりや細菌が溜まる原因に。
  • 定期換気や適度な換気回数
    ウイルスや菌を建物内に滞留させないためにも、窓がある場合は定期的に開けて換気します。

3. 防疫対策の具体例

(1)定期的な除菌・消毒の実施

  • ハイリスクエリア(トイレ、給湯室、喫煙所など)は感染対策の重点ゾーン。 気温や湿度によって細菌やウイルスが蔓延しやすいため、プロの視点で適切な消毒手段を選択するのもおすすめです。

(2) 害虫・害獣の対策

  • ゴミ捨て場や排水溝周辺の清掃・点検監視
    やゴキブリなど侵入するきっかけになる場所の清掃や封鎖を徹底することで、害虫被害を極力抑えられます。
  • 季節ごとの対策
    春~夏にかけて蚊や虫が増えやすい季節は、定期的に殺虫や虫除け対策を行っていきましょう。

(3)抗菌・抗ウイルスコーティング

  • 長期的な対策として、ドアノブなどに抗菌・抗ウイルス加工を行う場合もございます。 定期的な塗り直しや点検を行い、効果を持続させることが大切です。

4. 予防・啓発活動の重要性

(1) 利用者への啓発

  • ポスターやデジタルサイネージを活用して、正しい手洗い方法や咳エチケット、マスク着用などでもよく知られています。
  • 建物の入り口やエレベーター前に表示するだけでも、利用者の意識はかなり変わります。

(2) 従業員やスタッフへの教育

  • 清掃員や管理担当者はもちろん、テナントやオフィスの従業員にも衛生意識を高める研修やマニュアル共有を行いましょう。

5.プロによる定期点検・清掃のメリット

衛生管理や防疫対策を徹底的に行い、プロフェッショナルの力を借りるのが効果的です。

  • 定期的な作業計画の見極め
    プロの視点で、「いつ・どの場所を・どの頻度で」清掃すべきかトータルに設計する。
  • 専門的な機材・薬剤の使用
    一般的な家庭用洗剤・除菌剤では汚れやウイルスも落とし、専門的な機材や薬剤を使ってしっかり対処できます。
  • 建物全体の価値が向上
    清潔で快適な環境は企業イメージのアップにもつながります。

まとめ:共用部を「常に清潔・安全」に、建物全体の安心感を高めよう!

共用部はビルや施設の利用者全員が通る場所だけ、衛生や予防感染の基本がしっかりしているかどうかが、建物全体の安心感を左右します。人が
集まるので、定期的な清掃・消毒や防虫・防疫対策が必須です。小さな取り組みの積み重ねで、大きな安心と信頼につなげましょう。

「どこから手を付けたらいいのかわからない場合」とお悩みでしたら、私たち株式会社竜昇へお気軽にご相談ください。プロの視点で、最適なメンテナンス・清掃プランをご提案し、皆様の建物を清潔で快適な状態にてお楽しみいただけます!


以上、第8回ビルメンテナンス雑学講座でした。
次回は、より具体的な「季節ごとのビルメンテナンスのポイント」をお話しする予定です。どうぞお楽しみに!

エントランス・ロビー周辺の清掃・印象アップ術

皆さんこんにちは!
株式会社竜昇の更新担当、岡です。
いつも「ビルメンテナンス雑学講座」をご覧いただきありがとうございます。

前回は「外壁清掃・外観メンテナンスのポイント」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
建物の「顔」とも思われる外壁のメンテナンスは、資産価値や安全面、そして何より第一印象の良さを大きくしました左右します。

さて、第7回目となる今回は、外観に続いて訪問者を最初に迎えるエントランス・ロビー周辺を注目します。
人が建物を見て最初に目に入る場所だからこそ、清掃と演出によって建物全体の印象が大きく変わるんです!


1. エントランス・ロビーの重要性

ビルの入り口やロビーは、来客・利用者にとって最初の接点です。ここが明るい清潔感にあふれていると、

  • 「きちんと管理されている建物だな」
  • 「ここで働く(利用する)と気持ちよさそう」
    と好印象を与えます。

反対に、汚れや付け替えたチラシ、埃っぽい空気などが好ましいと、建物独特の評価が注目されることも。


2.清潔感アップのポイント

(1) 床の美観をキープ

  • マットの設置:風除室や入口周辺に泥落としマットを置いてと、靴裏の汚れの拡散を防ぎます。
  • こまめな掃除:床材に合わせて掃き掃除・拭き掃除や、必要に応じてワックスがけを行い、常にピカピカの状態を見極めましょう。

(2)ホコリ・ゴミの除去

  • 壁面や飾り棚の上:意外と見落としがちな高い場所や照明器具の上もこまめにチェック。
  • 大型観葉植物の葉:観葉植物が微細をかぶっていると、一気に清潔感が失われます。専用のクロスなどで拭きましょう。

(3) ガラスや鏡

  • ドアガラス・壁面ガラス:手垢やホコリが残ると見た目が悪くなります。曇りのないガラスがあると室内が明るい印象に。
  • 鏡の掃除:ロビーに設置された姿見や鏡なども意外と汚れやすいデザインなので、こまめに拭きとりを。

3. 安全と快適のためのメンテナンス

(1) 照明チェック
ロビーは常に明るさを保つことが大切です。

  • 点灯していない電球があればすぐ交換
  • 省エネと明るさを両立させたLED照明の導入
  • 非常に灯や誘導灯も正常に機能しているか定期確認

(2)空調・空気の質

  • ロビーは人の訪問が多い分、温度・湿度の調節や換気が重要です。
  • エアコンや空調設備のフィルターが汚れていると、空気の質を損なうだけでなく、不快感につながります。

(3)雨の日対策

  • 傘立てやビニール袋の設置で床の濡れや滑りを防止
  • 床に滑り止めシートを敷くなど、転倒事故を防ぐ工夫が必須

4.印象アップの演出方法

(1) グリーンや装飾の活用

  • ロビーに観葉植物や季節の花を飾ると、空間が華やかに
  • 季節やイベントに合わせて、装飾を取り入れたおすすめ(例:クリスマスシーズンにツリーやリース)

(2) 香りの

  • 芳香剤やアロマディフューザーを使って、来客が心地よく感じる香りをプラス
  • 過度に強い香りは好みが分かれる、優しい香りがベストのため

(3)サイネージや案内表示

  • デジタルサイネージで企業の最新情報やニュースを配信
  • わかりやすい案内表示で訪問者が迷わないようにログインする
  • 清潔なサイネージ画面と途中表示で、建物の先進性・ホスピタリティを演出

5. 定期的なプロのメンテナンスがオススメ

エントランスとロビーは人目につきやすい観点から、清掃範囲も多岐にわたるため、定期的にプロのクリーニングを導入するのがおすすめです。

  • 床材・マット洗浄、ガラス清掃、空調点検などをトータルでお任せします
  • 設備の劣化や異常を早期発見でき、修繕コストを抑えられる
  • 常にキレイな状態を保って、ご利用者の満足度UP!

私たち株式会社竜昇では、細やかな部分まで目を配ったクリーニング・メンテナンスで、皆様の建物のエントランスやロビーをいつでも快適な空間に眺めます。


まとめ:エントランス・ロビーをキレイに保って「良い第一印象」をゲット!

エントランス・ロビーは「建物の顔」です。ここが整っていると、利用者や来客にポジティブな印象を与え、企業イメージやブランド力を高める効果も期待できます
。いつでも明るい気持ちの良い空間を目指しましょう!


以上、第7回ビルメンテナンス雑学講座でした。
次回は「共用部の衛生管理や感染症対策」についてお話してみようと思います。
ぜひお楽しみに!