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日別アーカイブ: 2024年12月23日

外壁清掃・外観メンテナンスのポイント

皆さんこんにちは!
株式会社竜昇の更新担当、岡です。
いつも当社の「ビルメンテナンス雑学講座」をお読みいただきありがとうございます。

前回は「トイレ清掃のプロの技術」についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?日々目にするスペースこそ、細かな部分までケアが行き届いていると安心感が増しますよね。

さて、今回の第6回目のテーマは…

「外壁清掃・外観メンテナンスのポイント」 です!

ビルやオフィスビル、商業施設などの「顔」ともいえる外観部分。実は、外壁や外装の状態は、訪れた人に建物の印象を大きく左右します。清潔感のある外壁は、利用者や来客者に安心感と信頼感を与えると同時に、建物の資産価値を保つためにも欠かせません。

それでは、外壁清掃と外観メンテナンスを行う上でのポイントを見ていきましょう!


1. 外壁清掃が必要な理由

外壁は常に外的要因にさらされています。

  • 雨や風、紫外線による汚れ・劣化
  • 排気ガスや花粉、ほこりの付着
  • コケやカビ、苔の繁殖による変色

こうした汚れは放置すると見た目の悪化だけでなく、建物素材の劣化を加速させます。結果的に修繕コストが増えたり、建物の寿命が短くなってしまうことも。定期的な清掃が、長い目で見て非常に重要なのです。


2. 適切な清掃方法の選択

外壁清掃には、壁材や汚れの種類に合わせた適切な方法・機材が必要です。

一般的な清掃方法例:

  • 高圧洗浄機:水圧で汚れを効率的に落とします。ただし、材質によっては水圧が強すぎるとダメージになる場合もあるため要注意。
  • ブラッシング・拭き取り:デリケートな素材やタイル目地など、細部を丁寧に手作業で洗浄します。
  • 薬剤洗浄:頑固な汚れやコケ・カビには、専用の薬剤を使用します。ただし、環境や素材への影響を考慮した選定が必要です。

3. 安全対策が最優先

外壁清掃は高所作業を伴うことが多く、安全対策が最優先となります。

安全対策の例:

  • ゴンドラや足場、昇降機器の正しい設置・使用
  • 作業員の安全帯(ハーネス)やヘルメット、滑り止めシューズの着用
  • 作業範囲周辺の立ち入り禁止表示、落下物防止ネットなどの設置

プロの清掃業者は、法律やガイドラインに従った厳格な安全対策を行い、トラブルを未然に防ぎます。


4. 劣化の早期発見とメンテナンス

清掃時は、建物の劣化部分を早期発見できるチャンスでもあります。

例えば、

  • 外壁材のひび割れや剥がれ
  • シーリング(コーキング)の劣化
  • 雨樋の詰まりや腐食

こうした異常は、清掃中に確認しやすく、早期修繕によって大きなトラブルを防げます。清掃とメンテナンスは「セット」で考えることが理想的です。


5. 定期的なスケジュール管理で常に美観をキープ

外壁清掃は一度実施すれば終わりではありません。
定期的な清掃スケジュールを組むことで、常に美観を保ち、深刻な汚れや劣化を未然に防ぐことができます。一般的には1~2年に1回程度が目安ですが、環境条件や建物用途によって頻度を変えることが望まれます。


外壁・外観ケアで建物価値を守る!

外観の美しさは、訪れた人への「第一印象」を大きく左右します。
清潔な外観は安心感や信頼感を与え、ひいてはビジネスにもプラスに働きます。株式会社竜昇では、経験豊富なスタッフと専門的な知識・技術で、貴社の建物を輝かせるお手伝いをいたします!


以上、第6回ビルメンテナンス雑学講座でした。
次回は「エントランス・ロビー周りの清掃・印象アップ術」をご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!