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月別アーカイブ: 2024年12月

外壁清掃・外観メンテナンスのポイント

皆さんこんにちは!
株式会社竜昇の更新担当、岡です。
いつも当社の「ビルメンテナンス雑学講座」をお読みいただきありがとうございます。

前回は「トイレ清掃のプロの技術」についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?日々目にするスペースこそ、細かな部分までケアが行き届いていると安心感が増しますよね。

さて、今回の第6回目のテーマは…

「外壁清掃・外観メンテナンスのポイント」 です!

ビルやオフィスビル、商業施設などの「顔」ともいえる外観部分。実は、外壁や外装の状態は、訪れた人に建物の印象を大きく左右します。清潔感のある外壁は、利用者や来客者に安心感と信頼感を与えると同時に、建物の資産価値を保つためにも欠かせません。

それでは、外壁清掃と外観メンテナンスを行う上でのポイントを見ていきましょう!


1. 外壁清掃が必要な理由

外壁は常に外的要因にさらされています。

  • 雨や風、紫外線による汚れ・劣化
  • 排気ガスや花粉、ほこりの付着
  • コケやカビ、苔の繁殖による変色

こうした汚れは放置すると見た目の悪化だけでなく、建物素材の劣化を加速させます。結果的に修繕コストが増えたり、建物の寿命が短くなってしまうことも。定期的な清掃が、長い目で見て非常に重要なのです。


2. 適切な清掃方法の選択

外壁清掃には、壁材や汚れの種類に合わせた適切な方法・機材が必要です。

一般的な清掃方法例:

  • 高圧洗浄機:水圧で汚れを効率的に落とします。ただし、材質によっては水圧が強すぎるとダメージになる場合もあるため要注意。
  • ブラッシング・拭き取り:デリケートな素材やタイル目地など、細部を丁寧に手作業で洗浄します。
  • 薬剤洗浄:頑固な汚れやコケ・カビには、専用の薬剤を使用します。ただし、環境や素材への影響を考慮した選定が必要です。

3. 安全対策が最優先

外壁清掃は高所作業を伴うことが多く、安全対策が最優先となります。

安全対策の例:

  • ゴンドラや足場、昇降機器の正しい設置・使用
  • 作業員の安全帯(ハーネス)やヘルメット、滑り止めシューズの着用
  • 作業範囲周辺の立ち入り禁止表示、落下物防止ネットなどの設置

プロの清掃業者は、法律やガイドラインに従った厳格な安全対策を行い、トラブルを未然に防ぎます。


4. 劣化の早期発見とメンテナンス

清掃時は、建物の劣化部分を早期発見できるチャンスでもあります。

例えば、

  • 外壁材のひび割れや剥がれ
  • シーリング(コーキング)の劣化
  • 雨樋の詰まりや腐食

こうした異常は、清掃中に確認しやすく、早期修繕によって大きなトラブルを防げます。清掃とメンテナンスは「セット」で考えることが理想的です。


5. 定期的なスケジュール管理で常に美観をキープ

外壁清掃は一度実施すれば終わりではありません。
定期的な清掃スケジュールを組むことで、常に美観を保ち、深刻な汚れや劣化を未然に防ぐことができます。一般的には1~2年に1回程度が目安ですが、環境条件や建物用途によって頻度を変えることが望まれます。


外壁・外観ケアで建物価値を守る!

外観の美しさは、訪れた人への「第一印象」を大きく左右します。
清潔な外観は安心感や信頼感を与え、ひいてはビジネスにもプラスに働きます。株式会社竜昇では、経験豊富なスタッフと専門的な知識・技術で、貴社の建物を輝かせるお手伝いをいたします!


以上、第6回ビルメンテナンス雑学講座でした。
次回は「エントランス・ロビー周りの清掃・印象アップ術」をご紹介する予定です。どうぞお楽しみに!

トイレ清掃のプロの技術

皆さんこんにちは!
株式会社竜昇の更新担当、岡です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

前回は「エアコンフィルターの掃除とメンテナンス」についてお話ししました。いかがでしたか?フィルター清掃は案外シンプルな作業で、効率的な運転と清潔な空気環境を保てますので、ぜひお試しくださいね。

さて、本日の第5回ビルメンテナンス雑学講座では…

「トイレ清掃のプロの技術」
についてご紹介します!

トイレはビルやオフィスの中でも特に衛生面に気を遣うべき場所です。清潔で使いやすいトイレ空間は、来訪者や従業員にとっても大変重要なポイント。また、悪臭や汚れは放置すると印象を大きく損ない、衛生リスクも高まります。
そこで今回は、プロが実践するトイレ清掃のポイントやコツをお伝えします!


1. トイレ清掃の基本的な流れ

プロは必ず一定の手順に従い、効果的かつ効率的に作業を行います。基本的な清掃フローを確認してみましょう。

基本フロー例:

  1. 換気・点検:清掃前に必ず換気扇を回し、室内の空気を循環させます。同時に異常(漏水、詰まりなど)がないかを点検。
  2. 汚物処理・ゴミ回収:ゴミ箱の紙くず、ペーパータオルなどを処分します。
  3. 洗面台・鏡清掃:洗剤と柔らかい布で鏡やカウンターを拭き、蛇口まわりの水垢も落とします。
  4. 便器清掃:専用洗剤とブラシで便器内をしっかり磨き、除菌します。便座やフタ、タンク周りも忘れずに。
  5. 床清掃:床はモップや拭き取りシートで念入りに清掃し、特に水はねや汚れが溜まりやすい隅や壁際も丁寧に。
  6. 仕上げチェック:最後に異臭がないか、汚れが残っていないか、ペーパータオル・トイレットペーパーは十分かなどを確認します。

2. プロが使う「清掃道具」と「洗剤の選び方」

プロは、汚れや材質に合わせて最適な洗剤・道具を使います。

  • 中性洗剤:トイレ全般に使えるマイルドな洗剤。仕上げ拭きでツヤを出すのにも有効。
  • 除菌剤・消臭剤:菌や臭いの元を根本から断つために必須。特に便器内や床の隅には除菌が大切。
  • 専用ブラシ・スポンジ:便器内用、タンク周り用、洗面台用など、用途別に道具を使い分けます。硬すぎず、表面を傷つけない素材を選ぶのがポイントです。

3. 細部まで行き届いた清掃が快適さを生む

トイレ清掃のポイントは、“目に見える汚れ” だけでなく、“見落としがちな部分”までカバーすることです。

見落としやすい箇所:

  • 便座の裏やヒンジ部、タンクの継ぎ目部分
  • 床と壁の境目や、ペーパータオルホルダー下部
  • ドアノブやサニタリーボックスの蓋など、手が触れる部分

こうした細部まで行き届いた清掃が、利用者に「ここはちゃんと管理されているな」と感じさせ、快適な印象を与えます。


4. 悪臭対策は「原因除去」と「こまめな換気」

臭いの原因を取り除くことが、一番の悪臭対策です。

  • 定期的な水流しで配管内を清潔に保つ
  • 消臭剤や芳香剤を適宜活用する
  • 換気を良くして湿気を逃がす

トイレのイヤな臭いは、利用者を遠ざける大きな要因です。プロは原因を特定し、適切な対策を講じます。


5. 安全面にも配慮した清掃作業

清掃中の衛生管理や安全管理も重要です。

  • ゴム手袋、マスク、ゴーグルの着用
  • 清掃中は「清掃中」サインで利用者へ周知
  • 洗剤混合は厳禁(危険なガス発生防止)

安全で正しい手順を踏むことで、清掃スタッフ自身の健康も守られます。


トイレ清掃は信頼の証!

清潔で快適なトイレは、建物全体の評価を大きく左右します。利用者はトイレの状態から、その建物の管理体制や信頼性を感じるものです。
私たち株式会社竜昇は、プロとして細部まで行き届いたトイレ清掃で、皆さまの建物の価値向上に貢献します。


以上、第5回ビルメンテナンス雑学講座でした!
次回は「外壁清掃・外観メンテナンスのポイント」を予定しています。どうぞお楽しみに!