オフィシャルブログ

トイレ清掃のプロの技術

Share on Facebook
LINEで送る

皆さんこんにちは!
株式会社竜昇の更新担当、岡です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!

前回は「エアコンフィルターの掃除とメンテナンス」についてお話ししました。いかがでしたか?フィルター清掃は案外シンプルな作業で、効率的な運転と清潔な空気環境を保てますので、ぜひお試しくださいね。

さて、本日の第5回ビルメンテナンス雑学講座では…

「トイレ清掃のプロの技術」
についてご紹介します!

トイレはビルやオフィスの中でも特に衛生面に気を遣うべき場所です。清潔で使いやすいトイレ空間は、来訪者や従業員にとっても大変重要なポイント。また、悪臭や汚れは放置すると印象を大きく損ない、衛生リスクも高まります。
そこで今回は、プロが実践するトイレ清掃のポイントやコツをお伝えします!


1. トイレ清掃の基本的な流れ

プロは必ず一定の手順に従い、効果的かつ効率的に作業を行います。基本的な清掃フローを確認してみましょう。

基本フロー例:

  1. 換気・点検:清掃前に必ず換気扇を回し、室内の空気を循環させます。同時に異常(漏水、詰まりなど)がないかを点検。
  2. 汚物処理・ゴミ回収:ゴミ箱の紙くず、ペーパータオルなどを処分します。
  3. 洗面台・鏡清掃:洗剤と柔らかい布で鏡やカウンターを拭き、蛇口まわりの水垢も落とします。
  4. 便器清掃:専用洗剤とブラシで便器内をしっかり磨き、除菌します。便座やフタ、タンク周りも忘れずに。
  5. 床清掃:床はモップや拭き取りシートで念入りに清掃し、特に水はねや汚れが溜まりやすい隅や壁際も丁寧に。
  6. 仕上げチェック:最後に異臭がないか、汚れが残っていないか、ペーパータオル・トイレットペーパーは十分かなどを確認します。

2. プロが使う「清掃道具」と「洗剤の選び方」

プロは、汚れや材質に合わせて最適な洗剤・道具を使います。

  • 中性洗剤:トイレ全般に使えるマイルドな洗剤。仕上げ拭きでツヤを出すのにも有効。
  • 除菌剤・消臭剤:菌や臭いの元を根本から断つために必須。特に便器内や床の隅には除菌が大切。
  • 専用ブラシ・スポンジ:便器内用、タンク周り用、洗面台用など、用途別に道具を使い分けます。硬すぎず、表面を傷つけない素材を選ぶのがポイントです。

3. 細部まで行き届いた清掃が快適さを生む

トイレ清掃のポイントは、“目に見える汚れ” だけでなく、“見落としがちな部分”までカバーすることです。

見落としやすい箇所:

  • 便座の裏やヒンジ部、タンクの継ぎ目部分
  • 床と壁の境目や、ペーパータオルホルダー下部
  • ドアノブやサニタリーボックスの蓋など、手が触れる部分

こうした細部まで行き届いた清掃が、利用者に「ここはちゃんと管理されているな」と感じさせ、快適な印象を与えます。


4. 悪臭対策は「原因除去」と「こまめな換気」

臭いの原因を取り除くことが、一番の悪臭対策です。

  • 定期的な水流しで配管内を清潔に保つ
  • 消臭剤や芳香剤を適宜活用する
  • 換気を良くして湿気を逃がす

トイレのイヤな臭いは、利用者を遠ざける大きな要因です。プロは原因を特定し、適切な対策を講じます。


5. 安全面にも配慮した清掃作業

清掃中の衛生管理や安全管理も重要です。

  • ゴム手袋、マスク、ゴーグルの着用
  • 清掃中は「清掃中」サインで利用者へ周知
  • 洗剤混合は厳禁(危険なガス発生防止)

安全で正しい手順を踏むことで、清掃スタッフ自身の健康も守られます。


トイレ清掃は信頼の証!

清潔で快適なトイレは、建物全体の評価を大きく左右します。利用者はトイレの状態から、その建物の管理体制や信頼性を感じるものです。
私たち株式会社竜昇は、プロとして細部まで行き届いたトイレ清掃で、皆さまの建物の価値向上に貢献します。


以上、第5回ビルメンテナンス雑学講座でした!
次回は「外壁清掃・外観メンテナンスのポイント」を予定しています。どうぞお楽しみに!